立ち上がりませんか? 福祉人
私は、かれこれ四半世紀の福祉人です。
私が言う「福祉人」とは、
福祉に関することを仕事にしている全ての人を指します。
老人ホームや障害者支援施設等で働いている方、
ホームヘルパー等で、在宅福祉に携わっている方、
ケアマネジャーや相談支援専門員といった、相談業務をしている方、
それ以外にも、まだまだたくさんありますかね。
そんな福祉人の元気がない?
最近、私が福祉の現場にいて時々感じるのが、
「一昔前と比べて、福祉人の元気がなくなっている?」ということ。
もちろん元気いっぱいの方も、たくさん、たくさんいらっしゃいます。
しかし、相対的になんとなく
元気がなくなっている気がするのです。
理由はいくつかありますが、
慢性的に続く人手不足や、
巷で報道される虐待等のニュースの影響があるかもしれません。
福祉の仕事に漠然としたにネガティブな印象がついてしまい、
自信を喪失しているのかもしれません。
福祉人の潜在的パワーは計り知れないはず
しかし、元来、福祉人の潜在的パワーは凄いのです。
なんてったって人が好きなのです。
(人は好きだけど、人との関わりが得意じゃない方は大勢います。実は私もそうです。)
人が喜んでくれることが嬉しいから、
福祉人を目指した人はきっと多いのです。
これらは間違いなく潜在的パワーなのです。
これから、益々コンピューターやAIが注目される世の中になるでしょう。
しかし、それでも、人と人との関わりは、
きっとこの地球から無くならないでしょう。
ということは、
人との関わりが好きな福祉人は、
人が喜ぶことが嬉しい福祉人は、
間違いなくものすごい潜在的パワーを持っていると思いませんか?
そんな潜在的パワーを、
私と一緒に勉強しながらさらに磨きませんか?
そして福祉人として誇りを持てる世界をつくりませんか?
私が日々、学んだことを中心に、
このブログに綴りたいと思います。
↓に私の詳しいプロフィールと経歴を書きました。
よろしけば、お目通しいただければ幸いです。
さあ、立ち上がりませんか? 福祉人のみなさん!
管理人のプロフィール
1973年生まれ
埼玉県立伊奈学園総合高等学校卒業
東北福祉大学社会福祉学部卒業
今の仕事
・相談支援専門員
・福祉コンサルタント(研修講師)
・チームワーカー
保持資格
・社会福祉士(基礎研修Ⅲ及び成年後見人人材育成研修終了)
・介護支援専門員(ケアマネ)(5年経過 更新研修未受講にて失効中)
・社会保険労務士(R4.7.1勤務登録)
・社会福祉士実習指導者
趣味
・浦和レッズ
・読書
(ビジネス書、小説は乃南アサさん、瀬尾まいこさん、横山秀夫さん 他)
・スポーツ界の名将研究
(栗山英樹さん、ペップグラウディオラさんは追い続けています)
・スポーツ観戦全般
ブログ
・アメブロを3000日連続更新して連続更新を終了
アメブロは、その日、その時に感じたことが中心
→ https://ameblo.jp/syafukrousitaka
・立ち上がりませんか?福祉人(このブログ)は、
福祉職の方々が、研修等の題材として使ってもらいやすいように、
なるべく体系的に書いています。
メルマガ
「飛び上がりませんか?福祉人」(令和4年3月13日復刊)
メルマガは読者が限定されるので実名で書いています。
→ https://www.mag2.com/m/0001648762
・研修・講演等の依頼はメールでお問い合わせください。
→ syafukrousikensyuu@gmail.com
なぜ私が福祉人に向けた研修講師をしているのか?(法人に解散命令!?)
平成25年、私が勤務する社福祉施設を運営する社会福祉法人に解散命令が出されました。
社会福祉法人に解散命令が出るということは、ほとんど無い事で、全国で3例目(?)とか・・・
解散命令の要因の概要は、
「運営法人が15年ほど前に行っていた入所者に対しての寄付金の強要、不適切な会計処理」
「そのことの経緯を何年たっても解明できない。」
「その実質経営陣を変えていない」
ということでした。
私は、そんな社会福祉法人が運営する施設の管理者を解散命令の約4年ほど前から努めていたのです。
運営法人には、解散命令を出した県庁ですが、
幸いにも私が管理者を務めていた施設単体の評価はとても高く、
最終的に、「施設は、新しい運営法人の下で、これからも同じメンバー(職員)でやっていってください。」と決定されました。
しかし、今振り返っても解散命令がだされた当時は苦しかったですね。
会社で言えば倒産です。全国でもほとんど例のない解散命令ですから、
テレビ・新聞・雑誌等でもたくさん報道されました。
法人の名前が入った公用車で外出すると、地域の人から指をさされたことは多数。
研修等に行っての自己紹介で、所属を言うのが恥ずかしいというのは日常茶飯事です。
私はそんな会社の雇われ店長みたいな立場です。
多くの職員さんの今後のモチベーション、そして何より生活をどうやって維持しようかと日々頭を悩ませました。
そんな私たちが、一般的な倒産や閉鎖される会社の支店と違ったことは、チームワークでした。
このような状況にも関わらず、(自分の将来がどうなるか分からない中)
ほとんどの職員さんが欠けることなく勤務を続けてくれたのです。
こんな状況でも協力し、どうしたら利用者さんの生活を維持できるのか?
そして、どうしたら自分たちの生活を維持できるのか?
みんなで話し合い、工夫し、やれることは何でもやりました。
そして現在。
新しい運営法人の下、当時30名弱だった職員数も、40名近くになりました。
私たちは、ずっと続いていた五里霧中の状況から、霧が晴れ視界良好となったのです。
まさにマイナスをプラスに変える転換点を経験したのです。
私自身も、このような解散命令が出た法人が運営する管理者だった(雇われですが)という、
一見するとマイナスなイメージを、今後も日々研鑽を続けることで大きな大きなプラスに転換したい!
そして少しでも福祉を志すチームの参考にしていただきたいと強く思っています。
今、福祉業界は空前の人手不足。
苦しかった私たちの経験や工夫が、きっと誰かの役に立つはず!
そして全国の福祉職を元気にしたい!
日々、そう思って活動しています!
日本全国広しと言えども、解散命令が出された社会福祉法人が運営した施設の管理者で、現在も福祉業界に携わっているのは、おそらく世界で私1人だと思いますので・・・